2010年MIDI検定1級試験の課題曲ならびに制作規定書に関する補足事項 本試験は、作曲家が書き下ろしたスコアに汲み入れられている音楽情報ならびに音楽表現を、
MIDIデータ制作者(=演奏家)として完成した楽曲に作り上げる事を目標としています。
本試験に使用したスコアは、プロの作曲家に依頼し通常の業務と同様の形式でお作りいただいた物を
使用しているため、記載形式が2級実技試験までのルールに必ずしも基づくものではありません。
スコアに記載されている内容については、一般的な音楽理論と受験者各位の音楽性に基づいて解釈し、
受験者が最良と考えるデータを作成してください。
但し、1次審査での審査基準はあくまでスコアに記載された楽譜通りを原則としますので、
スコアに記載されていない音楽情報の付加や修正は減点となります。

なお、表記上複数の解釈が発生する場合は、そのどちらの解釈においても減点されることはありません。
また、2次審査用の提出物(オーディオCD)作成時には、作曲者の意図を汲み取った上で、
音楽情報の一部を調整しても構いませんが、評価はあくまで出来上がった音楽作品の聴感上における表現力
ならびに音楽性を評価しますので、どの音をどのように変更するのが正解であるという趣旨の物ではありません。 2次審査用の提出物作成時に受験者が意図的に汲み入れた表現方法がある場合には、
作業レポート右上の記載欄に記載してください。(書ききれない場合は裏面も使用可) なお、下記については補足させていただきます。
制作規定書内にございますスネアのフラムならびにロールに関する特記事項は、
その他の楽器の装飾音符ならびにフラムやロールの箇所にも適用されます。 以上